レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、初心者から上級者まで幅広い層に人気のある爬虫類です。その飼育において重要なポイントの一つが「餌」です。
この記事では、レオパの餌の種類や特徴、選び方の注意点について、私の体験談を交えながら詳しく解説します。
レオパの餌の種類レオパの餌は大きく分けて以下の3種類に分類されます。
1. 生餌

生餌は、レオパの本来の食性に最も近い餌です。以下の2種類が代表的です。
コオロギ
特徴: レオパの餌として最もポピュラー。動きが活発で、レオパの狩猟本能を刺激します。
メリット: 栄養価が高く、レオパの食いつきが良い。
デメリット: 飼育や管理が手間。鳴き声や臭いが気になる場合も。
デュビア
特徴: ゴキブリの一種で、レオパに与える生餌として人気。
メリット: 栄養価が高く、コオロギよりも管理が楽。鳴き声がない。
デメリット: 見た目が苦手な人にはハードルが高い。コオロギと比較すると価格が高い。
2. 人工餌
人工餌は、手軽さと管理のしやすさが魅力です。人工餌には以下の2タイプがあります。
ドライタイプ
特徴: 乾燥したペレット状の餌。
メリット: 保存が効き、手間がかからない。
デメリット: レオパによっては食べないことがある。
ゲルタイプ
特徴: 柔らかいゼリー状の餌。
メリット: ドライタイプよりも食いつきが良い場合がある。
デメリット: ドライタイプと同じく、生餌と比べると食いつきが劣ることが多い。
3. その他
冷凍コオロギ
特徴: 冷凍されたコオロギを解凍して与える。
メリット: 生餌のように動き回らないため管理が楽。栄養価も高い。
デメリット: レオパによっては食べないことがある。
それぞれの餌の特徴

食いつき
生餌 > 冷凍コオロギ > 人工餌(ゲルタイプ) > 人工餌(ドライタイプ)
管理難易度
人工餌 > 冷凍コオロギ > デュビア > コオロギ
私の体験談
人工餌から生餌へ私がレオパをお迎えしたとき、ショップの店員さんから「この子は人工餌を食べるように慣らしています」と言われていました。
そのため、初日はドライタイプの人工餌を与えたところ、問題なく食べてくれました。しかし、次の日から急に餌を食べなくなり、2週間ほど拒食が続きました。そこで、試しに生きたコオロギを買ってきて与えたところ、驚くほどの勢いでバクバクと食べてくれました。
それ以来、人工餌は全く食べず、今も生きたコオロギや冷凍コオロギしか食べてません。この経験から、レオパをお迎えする際には「生餌を与える覚悟」が必要だと痛感しました。特に、人工餌だけで飼育したいと考えている方は、レオパが人工餌を食べない可能性もあることを理解しておく必要があります。
まとめ

レオパの餌には、生餌(コオロギ・デュビア)、人工餌(ドライタイプ・ゲルタイプ)、冷凍コオロギなどがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、レオパの好みや飼育者のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
私の体験談からもわかるように、レオパが人工餌を食べない場合もあります。そのため、生餌を与える覚悟を持つことが重要です。また、栄養バランスや餌の管理にも気を配り、レオパが健康で快適に過ごせるよう心がけましょう。
レオパの飼育は手間がかかる部分もありますが、その愛らしい姿や仕草は大きな魅力があります。ぜひ、この記事を参考にして、レオパとの楽しい生活を送っていただければと思います。
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