熱帯魚を飼ってみたいけど、どの種類を選べばいいかわからない
そんな方のために、この記事では初心者でも飼いやすい熱帯魚の種類を紹介します。水槽を華やかに彩ってくれる魚たちを知れば、きっとあなたも熱帯魚飼育を始めたくなるはずです。
初心者向け熱帯魚を選ぶポイント
熱帯魚と一口に言っても、種類や適した飼育環境はさまざまです。初心者が選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 丈夫で水質変化に強い種類
- エサをよく食べ、餌付けしやすい
- 小型で水槽サイズに合わせやすい
- 他の魚と混泳しやすい性格
- 入手しやすく、価格も手頃
初心者におすすめの熱帯魚7選

1. ネオンテトラ
特徴
青と赤のラインが鮮やかな小型魚。全長3〜4cmほどで群泳する姿がとても美しいです。水質や水温の変化に比較的強く、初心者向けの代表種です。
飼育ポイント
- 水温:24〜27℃
- 群れで泳ぐため、5匹以上で飼育がおすすめ
- 温和な性格で他種とも混泳可能
2. グッピー

特徴
「熱帯魚の宝石」と呼ばれるほどカラフルで、オスのヒレの模様が魅力。繁殖も容易で、条件が整えば自然に増えていきます。
が、増えすぎて飼育が困難になる事も多い種類ですので、その点については気を付けましょう。
飼育ポイント
- 水温:23〜27℃
- オスとメスを一緒にすると繁殖しやすい
- 泳ぎが活発で、水槽に動きが出る
3. プラティ

特徴
赤や黄色、黒などカラーバリエーションが豊富で、丈夫な性質を持つ小型魚。性格も温和で、他の魚と一緒に混泳させやすいです。
飼育ポイント
- 水温:22〜28℃
- 繁殖力が高く、初心者でも稚魚を育てられる
- 雑食性で人工飼料もよく食べる
4. コリドラス

特徴
底で生活するナマズの仲間。可愛らしい顔とひげが特徴で、底のエサの食べ残しなどを食べながら水槽をきれいにしてくれます。比較的多くのエサを必要とするので、食べ残しだけでなく沈殿タイプの専用のエサも必要とします。
飼育ポイント
- 水温:23〜27℃
- 砂底を好むため、底砂は細かいものを使用
- 群れで飼うと活発に動く
5. オトシンクルス

特徴
水槽のコケを食べてくれる「掃除屋さん」。小さくておとなしいため、他の魚を傷つける心配がありません。
飼育ポイント
- 水温:23〜27℃
- 水質の変化にやや弱いので、水合わせは慎重に
- コケが不足したら専用のエサを与える
6. ベタ

特徴
鮮やかなヒレと優雅な泳ぎが魅力。オス同士は闘争心が強く混泳できませんが、単独飼育なら小型水槽でも可能です。
飼育ポイント
- 水温:25〜28℃
- 単独飼育向き
- 流れの弱い環境を好む
7. ゴールデンハニードワーフグラミー

特徴
黄色い体色が明るく、水槽のアクセントにぴったり。性格は比較的温和で、混泳も可能です。
飼育ポイント
- 水温:24〜28℃
- 流れの穏やかな水を好む
- 隠れ家を設けると落ち着く
熱帯魚飼育の基本ポイント
- 水合わせをしっかり行う 急な水質・水温変化は魚にストレスを与えます。
- 過密飼育を避ける 60cm水槽なら小型魚約20匹~30匹が目安。
- 週1回程度の換水 全水量の1/3程度を目安に新しい水と交換する。
- バランスの取れた餌やり 食べ残しが水質悪化の原因になるので、数分で食べ切る量を与える。
まとめ

初心者が熱帯魚を選ぶ際は、「丈夫さ」「混泳のしやすさ」「入手のしやすさ」がポイントです。
今回紹介した7種類はどれも人気が高く、飼育情報が豊富なので安心して始められます。
あなたもぜひ、自分好みの魚たちと素敵なアクアリウムライフを始めてみてください。
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